安田のデニーズ
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安田(仮名)、はプレイに入る前は全く「普通の大阪のおっさん」、だ。
商社の偉い人、で、何度もヒルトンホテルで
私も安田もお互いが接待中に出会ったりして非常に面白かった。
きっちりしている性格で、4年間お中元お歳暮を
私に欠かしたことがなかったのも面白い。

「いやーこんにちわー暑いですなぁ。涼子さん、どないしてはりましたか?
あ、これ、お中元。いやいや、何ぞ好きなもんでもこうてください」

私は大抵ニコニコしながら安田の話を聞き、
安田の持ってきた道具をそろえる。

白長靴。デXーズのウエイトレスの制服。エプロン。紙で出来た帽子。
ゴム手袋。バケツ。白靴下。

プレイを始めましょうか。

私がこういう言うと、安田は制服に着替える。
私もデXーズの制服に更衣室で着替える。
安田は長靴を履いて、白い割烹着みたいな服に着替える。
着替えながら、今日はどんなプレイをしたいのか、説明する。
大体は、同じような内容なのだが。

「さあ、お前ちゃんとデXーズでバイトしてきたの?」
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私はデXーズのウエイトレス。
彼はデXーズの中では下っ端で、パートで雇われる
床掃除などしか出来ない、デXーズ命のダサい野郎の設定だ。

安田は本当はかなりのグルメだ。
一度商談でどうしても場所が必要なときに
安田曰く、「人生でたった」一度だけデXーズに入ったことがあるらしい。

その時の余りの不味さに驚き、余りのウエイトレスの接客のアホさに
びっくりし、「こんな店で働くのは究極の屈辱だろうな」と思ったそうだ。

その安田の思う最低の店の中でも、
一番下の仕事は「清掃」係で
彼らは制服がなく、長靴で表舞台には出られないそうだ。
きれいにし忘れたところがあると、準社員や正社員の
ウエイトレスたちにこっぴどく怒られるらしい。
裏の、裏の、仕事。
それに安田自身が扮し、私が、デXーズの中での
「女王様」であるウエイトレスになり、安田は苛められる、
という設定が安田の究極のいたぶられなのだ。

安田扮する「清掃係」はいつもデXーズのウエイトレス様、に憧れている設定。
デXーズのウエイトレスの癖に、偉そうに清掃係を苛める。
その状況が安田のMを駆り立てる。

実際に安田には数回、デXーズにパートに行かせた。
商社マンが週末、デXーズで清掃係として、
白長靴を履き、エタノールをかけて黙って掃除をする。
トイレに掛かっている掃除点検表に判を押して掃除を黙々とする。
トイレで3回、オナニーをしたらしい。馬鹿だ。

その興奮を忘れないうちに私のところにやってくる。

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ね、お前の立場はなんだっけ?

安田は言う。
「はい!ワタクシは卑しい清掃係で、御デXーズ様の、
おトイレ様や、お台所様を、お掃除させていただいております!」

じゃ、簡単には私なんかに口を利いたり出来ないんだよねぇ。

「はい!御デXーズ様のおウエイトレス様は、ワタクシには神様でございます!」

安田は白長靴を履いたまま、ゴム手袋をつけて、
下半身は裸で、白い割烹着のような制服を着て
ビニールシートの上でごろりと横になり、
粗末なチンは馬鹿みたいにいきり立っているから、本当に面白い。

なんでそんなダッサい長靴はいてるの、あんた。


「はい!ワタクシは御デXーズ様に属したくても属されない、
ただの清掃係なので、お制服なんか、滅相も無いほど
地球の奥深く無視された人間でございますから
このようなダサ長靴のいでたちなのでございます!」

ばーっか。そんなダサい長靴でちんぽなんか立てて。
ところでさ、ちゃんとパートに行ったの?宝塚のデXーズ。
写真、撮ってきた?

「はい、ここでございます!」

安田は調理場でへばりついている自分の顔写真をポラで撮ってきている。
馬鹿みたいに興奮しているのが、わかる。

それでどんな掃除したの?言ってごらん。

「ワタクシは、お調理場様の床のお掃除と、おトイレ様のお便器様の
清掃と、野菜入れ様のお片づけとさせていただきました!」

その長靴どうでもいいけどどう思う?それって最低の長靴だよね。

「ああーそうでございますぅ!」

で、その長靴とあんた自身とだったらどっちが最低なわけ?

「あーそれはもう清掃係であるワタクシのほうがこのお長靴様よりも最低でございます!」

長靴に、いちいち、様、とかつける男なんて、あんたしかいないよ、この世の中で。

「お長靴様!最高です!」

じゃあさ、お長靴様、愛しています、って言ってごらん。

「お長靴様、愛していますぅ!」

長靴のためだったら死ねる、って言ってごらん。

「お長靴様のために、ワタクシのどチンポな命をささげますぅ!」

でもたかが長靴なのに、あんた死ぬの?最低だね、腐れ清掃係。

「はい、ワタクシは腐れ清掃係でダイエーで398円で売られている
この白いお長靴様よりも最低な人間です!」

じゃー、その長靴の裏を見ながらオナってごらん。

「はいー!」

私は安田の頭上に仁王立ちになり、携帯電話を取り出す。
電話を掛ける先は、勿論デXーズ。

呼び出し音が鳴る。
「はいこちらデXーズXXXX店でございます」

私は受話器を安田に渡す。

安田は興奮しながら
「あの、あの、そちらでパートの募集はされていますでしょうか」という。
言いながら、オナニーをしている。

どうやら今は募集していないといわれたようだ。
「どうしても清掃係で働きたいんです。あの、ウエイトレス様よりも
清掃係は下ですよね?」

ここらで電話は切る。一般の人に迷惑をかけるのはいけない。

安田の祖チンは馬鹿みたいにピン、としている。

長靴を脱がせて、一つを安田の頭の上に乗せる。

「ああーお長靴様!」

もう一つは安田の目の前に裏側が向くようにして胸の上に置いてやる。

「お長靴様ぁー!!」

私は安田を跨ぐ格好で、仁王立ちになって安田を見下ろす。

で、私は誰だっけ?

「ああー御デXーズ様の、おウエイトレス様でございますー!」

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私は安田を知ってから2回程、デXーズに行って見た。
そう考えてみると、実は生まれてからそれまで
ファミリーレストランという所には行った事がなかった。

お昼時だったので、お昼のセットみたいなものをお願いした。
美味しい、とは思わなかったが、普通だった。まあ、こんなものではないかと。

未だにどうして安田があんなにデX-ズにこだわったのかは謎だ。
ただ一ついえるのは、とにかく安田は商社マンで、ちゃんと成功した部類の男で
だから卑下されるということがかなり自分の中では
素晴らしく興奮する素材らしい。

人は自分、の知らない、届かない、持っていない立場、に憧れる。
それが必ずしも
憧れ=世間一般の「ハイクラス」とは、
決して限らないという事だ。
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by ryokosm | 2004-07-08 10:53 | Master Ryo-ko
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